赤穂民報

田中繁雄氏が市に作品寄贈(10月10日)

 郷土の祭りや風景を中心に独自の画風を築いた加里屋の画家、田中繁雄氏(81)がこのほど自身の作品群を赤穂市に寄贈。豆田正明市長から感謝状を贈呈された。
 田中氏は50歳で旧国鉄を退職して以降、画業に専念。国内最大規模の美術団体「一陽会」で赤穂市から初めて会員に推挙された。
 長年モチーフとしてきた獅子頭、天狗などの油彩画6点をはじめ、赤穂御崎の桜を描いたパステル画、坂越の町並みの版画など6号から120号まで24点を寄贈。ネパール、インドなど海外の人物や情景を描いた作品も8点含む。

(作品を寄贈して市長感謝状を贈られた田中繁雄氏=市提供)

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