赤穂民報

“地場もん”近畿代表に「ぷくぷく豆富」(10月14日)

 日本各地の農林水産物や加工食品、料理などを対象に「世界に発信したい品」を決めるグルメコンテスト「第2回地場もん国民大賞」の近畿ブロック代表に、赤穂産の絹こし豆腐を主原料とする半生菓子「ぷくぷく豆富」が選ばれた。「ジャパンフードフェスタ2014」(11月1日・2日、東京)で行われる最終審査でグランプリをめざす。
 地域に眠っている食と第一次産業に光をあてて地域活性化を促そうと、農林水産省が主催。全国から880品目の応募があり、▽食味▽郷土性・文化性▽独自性・新規性などを視点に2段階にわたる書類審査の結果、最終審査へ進む計30品目に絞られた。
 「ぷくぷく豆富」は御崎の洋菓子店「天と海と菓子と SANPOU」(渡部桂輔オーナー)が今年6月に新発売した。卵と小麦粉、添加物を一切使わず、昔ながらの本にがり製法で作られた地元産豆腐が主原料。自慢のガス窯でもっちりと焼き上げた薄生地の中に、兵庫県産の乳製品を合わせた豆腐ベースの白いクリームをたっぷり詰め、隠し味の塩も赤穂産にこだわっている。「開催趣旨が商品コンセプトとぴったり」と渡部オーナーがコンテストに応募。近畿代表3品の一つに選ばれた。
 最終審査は審査員と一般来場者が試食して投票を行い、ウェブ投票(10月27日締切)の得票数も加算して大賞が決まる。渡部オーナーは調理器具メーカーの協力で店と同じタイプの窯を積載したデモカーで会場に乗り込み、2日間で750個を製造する予定。「商品とともに『赤穂』についてもPRしてきたい」と意気込んでいる。

(「地場もん国民大賞」の近畿ブロック代表に選ばれた「ぷくぷく豆富」)

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