赤穂民報

100歳になっても学びの意欲(11月10日)

 赤穂市高齢者大学の第31回大学祭が7日、中広の市文化会館ハーモニーホールであり、今年で100歳を迎える在校生に表彰状と花束が贈られた。
 表彰を受けたのは、来月が誕生日の川崎宗太郎さん(99)=清水町=。昭和60年に坂越校に入学し、ダンス部に所属しながら仲間と協力して民謡部とカラオケ部を立ち上げた。引っ越しに伴って転校した尾崎校でも銭太鼓演奏を中心とする民芸部の設立に関わるなど積極的に活動に関わってきた。
 29年目を迎えた現在はカラオケ部に所属し、週1回の活動に参加。自宅でも毎日マイクを握り、“十八番”の「俵星玄蕃」は歌詞を見ずに歌えるという。式典では車いすから立ち上がって表彰状を受け取り、会場の拍手に手を振って応えた。
 尾崎校学生会の久保五十男会長(70)=尾崎=は「人生のお手本。励みと勇気をもらっています」と称賛。川崎さんは「歌うことが生きがいだから、これからも元気に通いたい」と笑顔だった。

(高齢者大学祭で100歳の表彰を受けた川崎宗太郎さん)

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