赤穂民報

古和服の布地を活用、リメイク展(11月11日)

 着られなくなった古和服をドレスやバッグに仕立て直した作品を紹介する企画展「帯着物 リメイク展」が加里屋の赤穂市立民俗資料館(前田元秀館長)で開催中。元の布地が持つ魅力や個性を活かした作品が並んでいる。
 約80年前の婚礼で使われた白無垢の丸帯を再利用したウエディングドレス、男性物羽織の色鮮やかな羽裏を活かしたアロハシャツのほか手提げかばん、アクセサリーを含めて約70点。いずれもタンスの奥で眠っていた古着をほどいて縫い直した作品だという。色使いや季節感の豊かさを感じてほしいと、京友禅の留袖などリメイク前の着物も約20点並べた。
 和服リメイクに取り組む赤穂市内外の5人が出品。始めてから丸4年になるという中広の和装着付け講師、岡崎末由弓(まゆみ)さん(67)は「匠の技が詰まった布地で世界に一つの作品を作れるのが魅力です」と話していた。
 同館収蔵の手回しミシンや炭火アイロンなど懐かしの裁縫関連道具約20点も展示。11月30日(日)まで午前9時〜午後5時(入館は4時半まで)。水曜休館。入館料100円(小・中学生50円)。Tel42・1361。

(古い和服を再利用した服やバッグが並ぶ企画展)

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