赤穂民報

新西国霊場バスツアー一行が花岳寺参拝(11月17日)

 近畿2府4県の有名寺院38カ寺を札所とする「新西国観音霊場」を1年間かけて巡るバスツアーが16日、第31番札所の花岳寺を訪問。参加者約70人が本堂を参拝した。
 新西国観音霊場は昭和7年(1932)に発足。神戸新聞が読者に呼び掛けた投票によって札所が選ばれたといい、天台宗総本山の延暦寺、日本最古の官寺である四天王寺など名を知られた寺院が連なる。
 バスツアーは発足80周年記念事業として今年9月から月1回のペースで始まった。毎回JR新大阪駅を発着場所として加盟寺院の僧侶がガイドとして同行。38カ寺を12回に分けて1〜4カ寺ずつ巡り、来年8月に満願を迎える行程だ。
 第3回だったこの日は花岳寺の片山元道副住職(45)の案内で国宝の本堂がある鶴林寺(加古川市)、聖徳太子ゆかりの斑鳩寺(太子町)も訪問。第31番札所の花岳寺では浅野家霊廟も特別に公開された。大阪市藤井寺市から夫婦で参加している池田稔さん(79)と孝子さん(75)は「大好きな忠臣蔵のドラマを思い浮かべながら、実際の史料を見ることができて楽しかった」と満足そうだった。

(花岳寺に参拝した新西国観音霊場めぐりバスツアーの参加者)

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