赤穂民報

7日、大石神社で忠臣蔵オーディオ劇(11月29日)

 台詞と効果音、BGMのみで演じるオーディオドラマ「大石内蔵助」の上演に向けて、市民キャストが練習を重ねている。今年の会場は四十七士をまつる赤穂大石神社。出演者たちは「義士に恥じない舞台を」と当日まで熱の入った稽古を続ける。
 今年で3回目。オーディションで選んだ新メンバーを加えた16人がナレーターを含む27役を演じる。初回から脚本と演出を手掛ける杉山義光さん(71)=新潟市=がシナリオを改訂。義士一人一人の心の動きをドラマチックに表現する台本となった。
 加里屋中洲の市民会館に杉山さんを迎えてこのほど行われた稽古では登場人物の人間関係や時代背景を踏まえた演技指導があり、より感情のこもった台詞が聞かれるように。初参加で内蔵助役を演じる元塩町の会社員、宮崎修二さん(49)は「最初は侍言葉に苦戦したけれど、情景を目に浮かべながら演技できるようになった。本心を腹に押し込めた内蔵助の思いを表現できれば最高」と意気込みを話した。
 12月7日(日)、同神社儀式殿と能舞台で午後1時開場、同1時半開演。入場無料。Tel080・5307・1285。

(オーディオドラマ「大石内蔵助」の上演へ意気上がる出演者とスタッフ)

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