赤穂民報
5年ぶり金色の輝き「幻の天守閣」(12月1日)
城の形に組み上げた鋼管にLED電球を配線して光らせるイルミネーション「幻の天守閣」の試験点灯が1日夜、上仮屋の国史跡・赤穂城跡本丸であり、金色の5層天守が夜空に光り輝いた。6日(土)に開幕する「忠臣蔵ウイーク」に合わせ、14日(日)まで午後5時〜同9時に点灯される。
ウイークのシンボルとして市民有志の実行委員会が本丸天守台に建設足場用パイプで仮設。間口約9メートル、奥行き約7・2メートルで地上からの高さは10階建てビルに相当する約28メートルに達する。全部で約3万2000個の電球を使用し、しゃちこほこ、鉄砲狭間なども表現。天守台の周囲には「義士」「忠臣蔵」をテーマに募集した習字を掲示した灯籠約100基も灯った。
「幻の天守閣」は平成18年に始まって9回目。4年前からは毎年電飾の色を変える趣向で、金色は5年ぶり。
(試験点灯で金色の輝きを放った「幻の天守閣」)
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