赤穂民報
「忠臣蔵ウイーク」6日開幕、義士祭まで(12月4日)
12月14日(日)の赤穂義士祭へ向け、多彩な催しと協力各店の期間限定特典でまちを盛り上げる「忠臣蔵ウイーク」が6日(土)に開幕する。期間中に行われるイベントは50を超え、約130の飲食店や宿泊施設が特別メニューや割引サービスを用意。9日間にわたって街全体を盛り上げる。
初日は午後2時から「忠臣蔵ウエディング」。大石内蔵助姿の新郎と白無垢の新婦が大石邸長屋門前から城内を歩き、赤穂大石神社で挙式する。同5時には本丸天守台に設けられたイルミネーション「幻の天守閣」の点灯式がある。建設足場用鋼管を組み上げた骨格に約3万2000個のLED電球を配線。金色に輝く電飾で14日まで連日午後5時〜9時に点灯する。
7日以降も忠臣蔵にちなんだ行事が目白押し。協力店は四十七士にちなんだ「470円ランチ」や「47%割引」などのオリジナルメニューや特別サービスで客をもてなす。
「忠臣蔵ウイーク」は市民有志の実行委員会主催で3回目。初めて赤穂義士祭奉賛会と合同でポスター、フリーペーパーを制作するなど、義士祭のプレイベントとしてしっかり定着してきた。「義士祭と合わせた大きな一つのお祭りとして認められつつあると感じる」と岩佐良平実行委員長(39)=加里屋=。「衆院選と重なったが、市民も観光客も楽しめるウイークにしたい」と意気込んでいる。
イベントや特典を詳しく紹介したフリーペーパーは観光案内所(JR播州赤穂駅2階)や市役所、協力店で配布している。問合せは同実行委員会事務局Tel43・2558。
主な無料イベントは次のとおり。
〔6日〕
▽講演「山鹿素行の士道」(13時30分〜15時、赤穂市民会館)
▽電子紙芝居「山鹿素行」と赤穂義士トーク(15時40分〜17時10分、赤穂大石神社)
〔7日〕
▽オーディオドラマ「大石内蔵助」(13時〜15時、赤穂大石神社)
▽第29代赤穂義士娘撮影会(14時〜15時、赤穂情報物産館周辺)
〔8日〕
▽義士写真編集&義士バッジ作り(18時半〜21時、加里屋まちづくり会館)=義士の写真や素材を使ってオリジナルバッジを作ります。
〔9日〕
▽天守閣をバックに陣たくんと記念撮影会(18時〜20時、赤穂城跡本丸)
〔10日〕
▽腹話術師・竹田良子さんのお子様向け腹話術(16時〜16時40分、赤穂東児童館)
〔11日〕
▽義士のまち「赤穂」観光案内(10時〜14時、花岳寺・息継ぎ井戸など)=塩屋小児童が各所で観光案内
〔12日〕
▽忠臣蔵寄席(10時〜12時、花岳寺)=若林鶴雲「安兵衛高田馬場駆付け」「忠臣義士二度目の清書」など
〔13日〕
▽義士祭前だけど討ち入っちゃうよin2014前夜祭(10時30分〜11時30分、JR播州赤穂駅改札口付近)=劇団「蔵」が殺陣で討ち入りシーンを上演
▽忠臣蔵絵本と紙芝居(11時〜13時、いきつぎ広場からくり時計前)
▽ふれあいステージ(15時〜17時、赤穂城跡本丸)=ヴァイオリンや合唱で「赤穂浪士」「四十七士の歌」など演奏
〔6〜14日〕
▽忠臣蔵ウイーク写真展(JR播州赤穂駅自由通路ギャラリー)
〔13・14日〕
▽プロジェクションマッピング「赤穂絢爛ノスタルジア」(17時30分より30分ごとに計7回上映、赤穂城跡本丸)=天守台の石垣をスクリーンに見立て、「語り継がれる歴史ロマンと新たな歴史の始まり」をコンセプトにした映像(約5分)を上映
(6日から14日まで開催される忠臣蔵ウイークのシンボルとなる「幻の天守閣」)
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