赤穂民報
西有年にコウノトリの姉弟飛来(12月9日)
国特別天然記念物のコウノトリが西有年の馬路池に2羽飛来。有年原のアマチュアカメラマン、久保昭臣さん(71)がカメラとビデオに収め、写真と動画を本紙に提供してくれた。
コウノトリが現れたのは今月4日午前。久保さんは雨の湖畔でエサをついばむ様子を撮影し、晴れ間が見えた午後には近くの鉄塔まで翼を広げて飛翔する姿も収録した。
豊岡市の「兵庫県立コウノトリの郷公園」によると、2羽は平成20年4月生まれの雌と21年4月生まれの雄。同公園が放鳥したペアから生まれた姉弟という。先月上旬に豊岡市内を飛び立ち、太子町、愛媛県西予市などを巡って西有年に到着。翌5日には雄が豊岡で確認された。
3年前にも有年地区でコウノトリ1羽の撮影に成功している久保さん。「機会に恵まれてうれしい」と喜んでいた。
(西有年の馬路池に飛来したコウノトリの姉弟=久保昭臣さん撮影)
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