赤穂民報｜警察署に猿侵入、包囲突破して“逃げサル”

赤穂民報

警察署に猿侵入、包囲突破して“逃げサル”（1月17日）

　１月１７日午前１１時４５分ごろ、赤穂市加里屋中洲の赤穂警察署の敷地内に野生とみられる猿１頭が侵入した。
　第一発見者の男性によると、猿は東の方角から市道を横切って警察署の方面へ向かったという。
　男性から連絡を受けた本紙記者が現場へ駆け付けたところ、道場棟２階外壁の柱の陰にひそんでいる猿を発見。署員らも侵入に気付き、捕り物が始まった。
　署員７～８人が猿を取り囲もうと試みたが、雨樋などを伝って俊敏に身をかわし、包囲を突破。中庭に駐車していたパトカーの真横をすり抜けて、敷地外へ姿をくらました。
　体長６０センチほどあり、同署によると「雌のようだった」という。