赤穂民報

1時間で完売、かきまつり(2月2日)

 赤穂自慢の冬の味覚を目当てに、毎年県内外から大勢が訪れる「赤穂かきまつり」が1日、御崎の赤穂海浜公園で催された。主催者発表で約1万9000人が来場。焼きカキ約8000個の無料配布に長蛇の列が途切れなかった。
 会場には漁業関係者などが出店する飲食ブース約65軒がずらりと並び、カキ入りのお好み焼きやラーメンを提供。来場者は出来立て熱々のカキ料理に舌鼓を打った。
 人気のカキ即売会では、午前9時の開場から約30分で約3トン用意した殻付きが売り切れ、その30分後にはむき身約1トンも完売した。4年続けて来場したという大阪市旭区の会社員、上野隆男さん(42)は土産のカキが詰まった発泡スチロール箱をカートで押しながら「今夜はフライや鍋でカキパーティ」と顔をほころばせていた。

(カキ料理と即売会で盛況だった「赤穂かきまつり」)

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