赤穂民報
人形の悲しみ(2月21日)
第二次世界大戦中のドイツの話です。熊の人形をめぐる数奇な運命を通して戦争の恐ろしさを描いています。
悲しいというよりは、そんな真実があったのかと疑いたくなるようなお話です。
日本でも、戦争前にアメリカから贈られた人形が巻きこまれた悲しい事件のあったことを思い出し、胸に熱いものがこみあげてきました。
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『オットー〜戦火をくぐったテディベア』○作/トミー・ウンゲラー○訳/鏡哲生○評論社
(『オットー〜戦火をくぐったテディベア』 ○作/トミー・ウンゲラー ○訳/鏡哲生 ○評論社)
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