赤穂民報
ふるさとの川で卒業記念清掃(3月2日)
赤穂小学校(西山由哲校長)の卒業記念として毎年恒例となっている加里屋川清掃がこのほどあり、6年生児童78人が長靴をはいて川に入り、落ちているごみを回収した。
昭和55年から続く行事。環境美化への関心を高め、生活マナーを見つめ直す機会としている。保護者と学校評議員、高齢者大学赤穂校のメンバーなど計約40人も加わり、校庭の東側を流れる同川を約200メートルにわたって掃除した。
特定外来種の水生植物オオアカウキクサも除去。校庭に隣接するビオトープにツツジの苗木約40本を植樹し、ゲンジボタルとヘイケボタルの幼虫約200匹を放流した。同校児童にとっては環境学習の場でもあり、市瀬大聖君(12)は「ホタルが卵を産んで育つ様子を観察できる場所になってほしい」と話していた。
(卒業記念の清掃活動の後、ホタルの幼虫を放流した赤穂小6年生)
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