赤穂民報

産廃処分場計画、高野と西有年には言及せず(3月3日)

 赤穂市内3カ所で民間事業者がそれぞれ計画する産廃最終処分場について、明石元秀市長は3日の施政方針演説で、福浦地区の計画については従来通り「反対」の意思を改めて表明。高野地区と西有年地区の計画については言及しなかった。
 明石市長は演説で福浦地区(管理型)の計画について、「決起集会が開催され、多くの市民の皆様から『建設反対』の強い意思が示された」とした上で、「私も、市長としてこの計画には『反対』」と明言。「環境部門の組織を強化して適確に対応していきたいと考えている」と述べた。高野地区(安定型)と西有年地区(管理型)の計画については一切触れることなく次のテーマへ移った。
 明石市長は赤穂民報が1月下旬に行ったインタビュー取材では、「管理型については反対。安定型については、市民の不安が払拭されない限り反対」と答えている。

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