赤穂民報

人材求め、企業が積極アピール(3月15日)

 西播磨県民局などが主催した若者向け合同企業説明会「西はりま就職フェアinあこう」が14日、加里屋中洲の赤穂市民会館で開催。市内や近隣に事業所のある企業29社がブースを構えた。
 来場者が自由にブースを回れるスタイル。参加企業はテーブルに着いた学生たちにパンフレットや映像を使い、時間をかけて丁寧に自社の特長を説明した。会場全体へ向けてPRできるプレゼンテーションには11社が参加し、採用担当者が福利厚生、新人研修などをアピールした。
 就職氷河期から一転、景気回復への期待感から企業側の採用意欲は高まりつつあり、昨年度から採用環境は求職者優位のいわゆる「売り手市場」とされている。主催者によると、セミナーへの参加申し込み企業数は初開催だった昨年を上回り、会場に収まらないことから数社を断ったという。一方、来場者数は前回と同じ約100人で、同日に大手就職情報サイト主催のセミナーが姫路であったためか新卒生の参加は約4割にとどまった。
 コンビニ向け製氷で業績好調な姫路市の「本田冷蔵」は、自社製のかち割り氷が入ったコーヒーをブースで提供。営業部の浜崎真也係長は「製品のことを知ってもらうための工夫。太子町に新工場を作ったので人材を集めないと」と熱心だった。

(「売り手市場」と言われる中、企業が熱心に自社をPRした就職フェア)

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