赤穂民報

改修完了「難破船」で海賊気分(3月19日)

 難破船をかたどった巨大遊具の大規模改修が御崎の赤穂海浜公園で完了し、3月21日(土・祝)から供用を再開する。新たに長さ約10メートルのトンネルを滑り降りるスライダーが設置され、従来以上に子どもたちの人気を集めそうだ。
 公園南西寄りの「わんぱく広場」にあり、中央部で二つに折れた船体が砂に埋まっている様子を再現。全長約33メートル、幅約9メートル、マスト高は約15メートルで、昭和62年の開園当時から広場のシンボルとなっている。経年劣化のため昨年8月から改修整備に入り、骨格以外の鋼材と木材、ロープをすべて交換。手すり柵の間隔やすべり台の角度は最新の安全基準に合わせた。
 18日には地元小学生を招いた内覧会があり、船首から船尾まで続く吊り橋、船の壁面に設けられたクライミング・ウォールなどを子どもたちが楽しんだ。中でも見張り台から地上へ滑り降りる新設のスライダーは大人気。季節ごとに家族で公園に遊びに来るという尾崎小2年の籠谷美保さん(8)は「スピードが出て迫力があった」とスリルを味わった。公園管理事務所は「思い出に残る時間を過ごしてもらえれば」と話していた。

(大規模改修に伴い長さ約10メートルのスライダーが新設された難破船の巨大遊具)

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