赤穂民報

国周の忠臣蔵錦絵を公開(3月27日)

 上仮屋の赤穂市立歴史博物館は義士コーナーを一部展示替え。幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師、豊原国周(1835〜1900)の忠臣蔵錦絵49点を公開している。
 国周は14歳で三代歌川豊国に師事。豊国の没後は役者絵の絵師として人気、実力とも頂点に立った。一方、転居を繰り返して妻も40回以上かえたという奇行でも知られる。
 今展では刷りや彫りも一流の力作「義士銘々伝」や、親交のあった人気役者・五代目尾上菊五郎を描いた「忠臣蔵十段目」などを展示。画面にあふれるような迫力ある描写が並ぶ。
 同館は「破天荒な個性が反映された作品の数々で当時の忠臣蔵芝居の様相を鑑賞してもらえれば」と話している。
 午前9時〜午後5時(入館は4時半まで)。水曜休館。入館料は大人200円、小・中学生100円。Tel43・4600。

(豊原国周画「梅幸百種之内 清水一学」)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer