赤穂民報
勇壮華麗に「女人義士行列」(4月13日)
赤穂で4月の風物詩となった「春の義士祭」が12日に開催された。討ち入り装束姿の女性47人による「女人義士行列」をはじめ総勢約200人が市中パレード。見物客の目を楽しませた。
桜が咲く神社から松並木のお城通りまで約1キロを歩いたパレードには、上仮屋獅子舞や「でえしょん踊り」など9団体が繰り出した。藩主に特産の塩を献上する様子を再現した「御塩道中」は沿道で塩の小袋を配って喜ばれた。
名物の「女人義士行列」は、鹿児島や京都など各地から公募で集まった8〜61歳がサクラやモモなど造花の髪飾りを付けて出演。華やかに祭りを彩った。先頭の大石内蔵助役が叩く陣太鼓の音に合わせて一歩ずつ踏みしめて歩き、最後は「エイエイオー!」の勝どきで勇壮に締めくくった。
大石内蔵助役を務めた小学校臨時職員の平松千佳さん(31)=尾崎=は「なりきって歩くことができて、すごく高揚しました」と大役を果たして満足そうだった。
(「春の義士祭」の華やかな女人義士行列)
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