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記事で振り返る2015年《10・11・12月》

 2015年12月31日 
とても珍しいウマノスズクサの実=点線内=を観察する木村繁之さん(右)と橋本光政さん
 さまざまな事件や話題があった2015年。本紙が伝えた記事を国内、海外のニュースと合わせて振り返る。あなたの印象に残るのはどの出来事?
 ▼印は本紙記事、▽印は国内、海外の主な出来事。年齢、学年、役職などはいずれも記事掲載当時。

〔10月〕
 ▼45年後の赤穂市人口「3万5千人」=赤穂市は2060年(平成72年)の市人口について、「3万5000人」と展望した。地方版総合戦略の人口ビジョンで策定。
 ▼ウマノスズクサに珍しい結実=南野中の元薬剤師、木村繁之さん(79)の自宅庭で薬草にもなるウマノスズクサが結実。全国的に希少。
 ▼更正保護の活動拠点開設=赤穂保護区保護司会の活動拠点となる更正保護サポートセンターが加里屋にオープン。
 ▼ジャパンアートマイル10周年=日本と海外の子どもたちが大型絵画の共同制作を通して学び合う活動を支援する「ジャパンアートマイル実行委員会」(塩飽隆子代表)が創設10周年。5年後の「オリンピック展」へ向け、東京で記念フォーラム。
 ▼家庭ごみの戸別収集スタート=高齢者や障害者を対象に市が戸別収集サービスを開始。
 ▼千種川がアユ日本一=全国各地のアユを食べ比べて味や香りを評価する「第18回清流めぐり利き鮎会」で、千種川産のアユが初出場でグランプリ。
 ▼赤穂出身ダンサーが忠臣蔵劇主演=エンターテインメント活劇「AKOU−ROUSHI」が大阪市内の劇場で初演。赤穂出身のダンサー、銀次郎が大石内蔵助役。プロデュースと振付も担当。
 ▼コントで交通安全PR=赤穂署員2人のコンビが交通マナー向上を題材にコント。交通安全教室などでネタを披露して好評。
 ▼秦氏テーマの資料館=坂越ゆかりの渡来人で“能楽の祖”とも言われる秦河勝をメーンにした歴史資料館「秦の郷」が加里屋駅前にオープン。
 ▽ノーベル賞に大村氏、梶田氏
 ▽TPP、大筋合意
 ▽マイナンバー制度スタート
 ▽ラグビーW杯で日本3勝
 ▽マンションなど杭打ちデータ改ざん
 ▽世界体操、日本男子が37年ぶり金
 ▽米艦が中国人工島12カイリ内航行
 ▽中国「一人っ子政策」廃止

〔11月〕
 ▼大河ドラマ誘致へスクラム=赤穂で12年ぶり4度目の忠臣蔵サミットが開催。忠臣蔵の大河ドラマ誘致に取り組むことで一致。
 ▼大山描き続けて感謝状=中国地方最高峰で日本百名山の一つ、大山を描き続ける新田の日本画家、室井澄さん(95)=本名・仁三=に鳥取県大山町から感謝状。
 ▼カキ殻そっくり焼き菓子=地元特産の海の幸にちなみ、本物のカキ殻をベースにかたどったチョコ菓子を坂越の洋菓子店「坂利太(さりーた)」が新発売。
 ▼少林寺拳法で全国3位=2015年少林寺拳法全国大会の一般男女有段の部で、少林寺拳法坂越スポーツ少年団の奥谷宜晃さん(23)・溝田春香さん(18)組が3位入賞。
 ▼美化センターで作業中の職員が死亡=中広の美化センターで運転手兼作業員の男性(64)が機械にはさまれて死亡。
 ▼ハリウッド版忠臣蔵ロードショー=忠臣蔵をベースにした映画『ラスト・ナイツ』公開。「忠臣蔵の本質は死守した」と紀里谷和明監督(47)。
 ▼目坂山林崩落訴訟、市が上告断念=崩落事故の影響で市道が通行できなくなった事故で、大阪高裁は崩落山林の所有者に損害賠償を求めた赤穂市の訴えを棄却。市は上告を断念した。
 ▼同意書なしで差額ベッド代請求=赤穂市民病院が患者側の同意書がない状態で差額ベッド代(個室料)を請求していたことが判明。
 ▼夫婦念願のギャラリー=カメラを夫婦共通の趣味とする大橋町の野村勝美さん(69)と妻の博子さん(69)が自宅そばに私設ギャラリー「グラン・ポン・ヌフ」をオープン。
 ▽3年半ぶり日韓首脳会談
 ▽国産初ジェット機が飛行成功
 ▽ミャンマー総選挙、NLD圧勝
 ▽ロシア陸連のドーピング発覚
 ▽パリ同時テロ
 ▽トルコ軍がロシア軍機撃墜

〔12月〕
 ▼赤穂市在住の漫画家、自身初の単行本=デビュー7年目の筒井美雪さん(33)が『少女漫画のはじめかた』を白泉社から刊行。
 ▼アコウコットンの緞通第1号=地元産綿花100%の赤穂緞通を古浜町の根来節子さん(64)が制作。栽培、染色も地元で。
 ▼再生エネの無秩序開発に歯止め=一定規模の太陽光、風力発電を対象に「抑制区域」を指定する条例可決。
 ▼産廃反対都市宣言を可決=「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」に関する決議を市議会が全会一致で可決。
 ▽あかつき、金星軌道投入成功
 ▽軽減税率、酒類と外食除く飲食料品対象に
 ▽夫婦別姓禁止、最高裁が「合憲」▽パリでCOP21
 * * *
 今年も読者、スポンサーの皆様のご支援のおかげで発行することができました。ありがとうございました。また、情報提供や取材でお世話になった方々にも感謝を申しあげます。来年もご愛読をいただきますよう、よろしくお願いします。
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