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防災は日ごろの備えが大切

 2016年02月08日 
防災学習で新聞紙スリッパを作った子どもたち
 防災学習を通して命の尊さを実感する教育推進事業が尾崎小学校(猪谷公一校長)で4日にあり、6年生児童85人が講話とワークショップを受講した。
 「今こそ生き抜く力を!〜震災に学ぶ、大切な命〜」と題し、阪神淡路大震災、東日本大震災の被災者支援ボランティアに関わった伊藤亜都子・神戸学院大学教授を講師に招いた。
 伊藤教授は地震や津波の恐ろしさ、避難所生活の大変さなどを語り、日常から防災への取り組みを実践することの重要性を強調。災害時に起こりうるさまざまな場面での対応を二者択一で判断する防災ゲームの「クロスロード」を行い、児童たちは頭を悩ませながら自分の行動を考えた。
 古新聞を折りたたんで紙皿やスリッパを作る体験も。清水龍之介君(12)は「災害はいつ来るか分からない。きょう習ったことを生かしたい」と話した。伊藤教授は「災害から命を守るためには日ごろの備えが大切。家族で考えて」と呼び掛けた。
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掲載紙面(PDF):
2016年2月20日(2174号) 4面 (11,640,658byte)
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