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犬に「おすわり」を教えるには

 2017年04月29日 
講師がトレーニング方法を実演した「犬のしつけ方教室」
 犬と飼い主を対象にした「しつけ方教室」が塩屋の赤穂ピクニック公園ドッグランで29日にあり、「おすわり」や「待て」などをトレーニングするコツを専門家が指導。20組が参加して好評だった。
 今年4月に開設したドッグラン施設のPRを兼ねて赤穂市が主催。動物福祉団体「ペッツ・フォー・ライフ・ジャパン」(西宮市)のスタッフ2人が講師となり、しつけ方を実演した。
 「おすわり」の教え方として、(1)犬が好きなおやつを鼻先に見せて、そのまま2〜3歩下がる(2)ついてきたところで手を少し上に上げる(3)自然に「おすわり」の姿勢になるので、ほめながら、おやつを与える−と説明。参加者らは手順に添って練習した。
 トイプードル2頭を連れて夫婦で参加した清水町の会社員、木下秀臣さん(52)は愛犬が玄関チャイムに吠える悩みを相談。わざと音を鳴らして同時におやつを与えることを繰り返すとよいと教わり、「さっそく試してみます。参加して良かった」と喜んだ。
 「犬が疲れるほど長いトレーニングは逆効果。一日に3分とか、5回だけとか上限を決めると良い」と講師の曽谷圭祐さん(28)。「成功体験を繰り返すことで犬に自信がつき、飼い主との信頼関係が生まれます。叱るよりも、しっかりほめてあげて」とコツを語った。
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掲載紙面(PDF):
2017年5月27日(2232号) 3面 (9,872,264byte)
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