全国障害者スポーツ大会へ3選手
2017年10月25日
全国障害者スポーツ大会への参加を前に明石元秀市長を表敬訪問した選手のみなさん=市企画広報課提供
生まれつき両足にまひがある枝川さんは通算7度目の参加。過去には水泳、フライングディスクで金メダルを獲得しており、今回は車椅子陸上の200メートルと1500メートルにエントリーした。フルマラソンへ向けてのスピード強化も兼ねての短中距離種目へのチャレンジ。「どこまでやれるか試したい」と意気込む。
視覚障害がある清水さんが出場するのは、金属球入りのボールが台上を転がる音を頼りにラケットで打ち合うサウンドテーブルテニス。2歳で麻疹の後遺症で失明し、中学時代に競技に出会って約50年のプレー歴がある。「練習環境やサポート体制があるおかげでプレーを続けてこられた」と感謝を胸に初の全国大会を楽しみにしている。
木村さんはフライングディスクに出場する。29歳のとき交通事故に遭い、左膝上から下に義足を着けている。もともとは柔道で鳴らしたスポーツマン。兵庫県障害者スポーツ協会の理事も務めており、これまでは裏方で大会を支える立場が多かったが、今回は選手として初参加。「障害者スポーツの普及に何が必要か選手目線で考える機会にもしたい」と話している。
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2017年10月28日(2251号) 1面 (7,327,079byte)
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