播磨灘で規制値超える貝毒続く
2018年04月12日
播磨灘で今月2日に採取した二枚貝から規制値を上回る麻痺性貝毒が検出された問題で、兵庫県は12日、前回調査から1週間後の9日に採取したアサリとマガキからも規制値のおよそ2〜9倍に相当する貝毒が検出されたと発表した。
発表によると、調査はアサリ5地点、マガキ4地点で行われ、すべての地点で規制値を上回った。赤穂ではアサリ、マガキとも規制値の3・75倍が検出された。1週間前の調査ではアサリは1・7倍、マガキは1・35倍だった。
赤穂市漁協によると、貝毒検出を受けて組合員の一部には養殖したカキの出荷を断念し、廃棄処分を始めた生産者もあるという。また、今月28日の開場を予定している赤穂サンビーチの潮干狩り場については「延期するか、あるいは客が採ったアサリを貝毒のない産地から仕入れたアサリと交換する方式で開場するか、対応を検討する」と話している。
関連サイト:
【関連記事】アサリ・カキから規制値超える麻痺性貝毒
掲載紙面(PDF):
2018年4月14日(2274号) 3面 (14,953,880byte)
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発表によると、調査はアサリ5地点、マガキ4地点で行われ、すべての地点で規制値を上回った。赤穂ではアサリ、マガキとも規制値の3・75倍が検出された。1週間前の調査ではアサリは1・7倍、マガキは1・35倍だった。
赤穂市漁協によると、貝毒検出を受けて組合員の一部には養殖したカキの出荷を断念し、廃棄処分を始めた生産者もあるという。また、今月28日の開場を予定している赤穂サンビーチの潮干狩り場については「延期するか、あるいは客が採ったアサリを貝毒のない産地から仕入れたアサリと交換する方式で開場するか、対応を検討する」と話している。
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