「産廃処分場建設反対」署名数5年前超える
2018年08月06日
県へ提出された産廃処分場建設反対署名
署名は産廃処分場設置の許可権を持つ井戸敏三・兵庫県知事に対し、許可を与えないように要望する内容。「われわれ市民の意思をしっかり示す必要がある」(沖会長)との考えで今年6月中旬から自治会のネットワークを主に協力を呼び掛けた。
この日は同会役員9人が訪庁。沖会長は署名提出に際し、「集中豪雨などの大規模災害で産廃処分場から危険物質が流出する恐れがある。自分たちの生活を脅かす処分場を認可しないようにお願いしたい。市民の願いを聞き届けてほしい」と訴えた。明石元秀市長も同席し、「署名を十分尊重していただきたい」と口添えした。
署名を受け取った東元良宏・西播磨県民局長は「2万7701筆の反対署名が集まったという事実は認識した」と受け止めつつ、「われわれは法律に基づいて判断する立場」「法律の基準に則っているものであれば建設できる」といった応答を繰り返した。「もし、何か問題が発生した場合は誰が責任を取るのか」との役員からの質問に対しては、「例えば、施設が破損して有害物質が流出したとして、施設が法律の基準に基づいて建設されたものであるならば、どこも責任を問われるところはない」と答えた。
提出後に取材に応じた沖会長は「なかなか難しいと感じた。これからも産廃処分場のリスクを訴えていくしかない」と語った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年8月11日(2289号) 1面 (11,343,979byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
《市民病院医療事故多発》「膿出し切る必要」現役医師が提言 [ 社会 ] 2024年12月21日市教委サーバがウイルス感染 一部データに障害 役者魂貫いた元赤穂観光大使 故木下通博さんの冥福祈る [ 社会 ] 2024年12月14日職員不祥事受け給与5%カット 市長「道義的責任」 [ 社会 ] 2024年12月12日次回は13年後 珍しい「土星食」 [ 社会 ] 2024年12月09日南海トラフ地震想定し大規模災害訓練 [ 社会 ] 2024年12月01日民間活力で観覧車再建計画 早ければ2026年秋にも 赤穂海浜公園 [ 社会 ] 2024年11月30日丸山サンビーチ駐車場 また過大徴収 JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止 [ 社会 ] 2024年11月23日《兵庫県知事選2024》齋藤氏が再選 投票率大幅アップ [ 社会 ] 2024年11月18日《兵庫県知事選2024》赤穂市の期日前投票 前回の1・5倍 [ 社会 ] 2024年11月17日《市民病院医療事故多発》科長が治療実績の不正付け替え提案 丸山サンビーチ駐車場 一部利用者から過大徴収「精算プログラムの不具合」 [ 社会 ] 2024年11月12日悲嘆からの立ち直り支える「グリーフケア」 [ 社会 ] 2024年11月10日令和6年秋の叙勲 赤穂市から2人受章 [ 社会 ] 2024年11月03日
コメント
0 0
投稿:ン 2018年08月28日0 0
投稿:しおしお 2018年08月26日0 0
投稿:不定期立ち入り 2018年08月25日コメントを書く