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特別支援学校で子どもたちと学生が交流

 2008年12月05日 
子どもたちとかるた作りで交流する学生たち
 大津の県立赤穂特別支援学校(土居啓校長)で、生徒と関西福祉大の学生が放課後の時間を利用して、かるた作り。近くいっしょにかるた大会を開く。
 中村剛ゼミの2回生17人は体験学習の一環で春以降、週1回のペースで小・中学部の授業を見学。「もっと子どもたちとの交流を深めよう」と10月から隔週で放課後交流を始めた。
 かるた作りを選んだのは「いっしょに作って、いっしょに遊べるものを」との理由。アニメキャラクターのぬり絵をプリントしたB5判の紙を多数用意し、生徒に混じって絵の具やクレヨンで着色する。
 学生は参加の子どもたち10人をマンツーマンでサポート。毎回反省会を開き、内容や安全面について改善点を話し合う。
 これまでも調理実習など単発の交流はあったが、継続的な取り組みは初めて。
 「自分たちで力を合わせて、よりよいものに仕上げていくことを学んでほしい」と中村講師。教職志望の松浦聡志さん(20)は「一人ひとりの個性に合った接し方の大切さを感じます」とやさしく生徒たちと向き合っていた。
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掲載紙面(PDF):
2008年12月6日(1825号) 2面 (5,069,585byte)
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