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段ボールで間仕切り 避難所設営訓練

 2020年09月01日 
段ボール製の組み立て式ベッドと間仕切りの設営訓練
 「防災の日」の1日、感染症対策を考慮した避難所開設訓練が加里屋中洲の赤穂市民会館であり、市職員たちが段ボール製の組み立て式間仕切りとベッドの設営を体験した。
 避難所の支援要員となる公民館や学校などから職員約40人が参加した。計2万5000床を超える段ボール製ベッドの出荷実績があり、今年7月に赤穂市と災害時物資供給協定を締結した「セッツカートン」(本社・伊丹市)から岡崎徹主任ら3人を講師に招き、同社製の間仕切りとベッドを組み立てた。
 ベッドは段ボール箱24個を土台に縦190センチ、幅90センチ。高さ145センチのパネル12枚を連結する間仕切りは1区画2メートル四方となる。参加者らは5〜6人に分かれて1セットずつ組み立て、設営手順を確認した。
 いずれも道具やテープは不要で、慣れれば1セット15分程度で設営できるという。市は今月中旬にも、すべての避難所に10セットずつ配備を完了する予定。市民会館の作本尚美館長代理は「間仕切りの組み立てが難しかった。災害時にはしっかり設営したい」と話した。
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掲載紙面(PDF):
2020年9月5日号(2384号) 1面 (10,309,333byte)
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