木星と土星が大接近 次は60年後
2020年12月22日
実際に観察できた機会としては794年ぶりとなる木星と土星の大接近=12月21日午後5時50分、前田邦稔さん撮影
国立天文台によると、木星と土星は約20年ごとに接近するが、今回ほど近づくのは1623年以来。そのときは太陽に近かったため観察できなかったらしく、実際に見ることができたのは、鎌倉時代中期の1226年までさかのぼるという。次回の大接近は2080年、さらにその次は2400年までない。
前田さんによると、両惑星は21日を過ぎて段々と遠ざかるが、しばらくは接近した状態が見えるという。「双眼鏡でも2つ並んだ惑星を明快に観察出来ますし、望遠鏡なら木星の縞模様やガリレオ衛星、土星の環も観察出来ます」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2021年1月1日号・第2部(2399号) 2面 (3,942,787byte)
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投稿:まだ小学生 2020年12月22日コメントを書く