道迷った90歳保護 男性に「のじぎく賞」
2009年07月18日
7月4日から5日にかけて、高雄地区の男性(90)が自宅から自転車で出かけたまま行方不明になり、およそ34時間ぶりに保護された。13日、第一発見者の男性に人命救助の功績で兵庫県知事から「のじぎく賞」が贈られた。
保護された男性の家族の話では、男性は普段からスーパーに買い物に出かけることが多く、4日も午前10時40分ごろ、自転車で外出した。夕方を過ぎても帰宅せず、家族が心当たりを捜しても見つからなかったため、同日午後8時ごろ警察に捜索願を出した。
5日は警察、消防、自治会など約150人体制で一斉捜索したが発見に至らず、午後5時で一旦捜索を終了。その約3時間後、現場近くを散歩していた男性から警察に通報があった。
男性が見つかったのは、自宅から直線距離で約5キロ離れた西浜町の工場敷地内。道に迷って敷地に入った後、出入り口のフェンスが閉じられ、出られなくなったらしい。大きなけがはなかったものの、脱水症状で衰弱しており、家族は救急関係者から、「もう一日発見が遅かったら、命が危なかった」と言われたという。
発見者の男性は「当たり前のことをしただけなので」と、氏名の公表を控えるよう警察に希望。保護男性は順調に回復しており、家族は「見つけてくれた方のおかげ。ありがとうございました」と感謝している。
掲載紙面(PDF):
2009年7月18日(1856号) 3面 (7,009,000byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
保護された男性の家族の話では、男性は普段からスーパーに買い物に出かけることが多く、4日も午前10時40分ごろ、自転車で外出した。夕方を過ぎても帰宅せず、家族が心当たりを捜しても見つからなかったため、同日午後8時ごろ警察に捜索願を出した。
5日は警察、消防、自治会など約150人体制で一斉捜索したが発見に至らず、午後5時で一旦捜索を終了。その約3時間後、現場近くを散歩していた男性から警察に通報があった。
男性が見つかったのは、自宅から直線距離で約5キロ離れた西浜町の工場敷地内。道に迷って敷地に入った後、出入り口のフェンスが閉じられ、出られなくなったらしい。大きなけがはなかったものの、脱水症状で衰弱しており、家族は救急関係者から、「もう一日発見が遅かったら、命が危なかった」と言われたという。
発見者の男性は「当たり前のことをしただけなので」と、氏名の公表を控えるよう警察に希望。保護男性は順調に回復しており、家族は「見つけてくれた方のおかげ。ありがとうございました」と感謝している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年7月18日(1856号) 3面 (7,009,000byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
耕うん機に足をはさまれて重傷 [ 事件・事故 ] 2017年05月29日「共謀罪反対」市議会へ陳情 [ 社会 ] 2017年05月29日旧坂越浦会所 通算20万人が入館 [ 社会 ] 2017年05月29日「シノギできないまち」が究極の暴力団対策 [ 社会 ] 2017年05月29日「両親の世話に専念」教頭が介護離職 [ 社会 ] 2017年05月25日新規定住者の会が創立10周年 [ 社会 ] 2017年05月24日中学生が大学で福祉体験 無届けで森林伐採 市が業者を指導 [ 社会 ] 2017年05月23日線路法面に野焼き延焼 [ 事件・事故 ] 2017年05月23日赤穂署員2人に優良警察官表彰 [ 社会 ] 2017年05月21日野鳥の宝庫でバードウオッチング [ 社会 ] 2017年05月16日「見守り、寄り添う」学生らが不登校支援 教育学修士課程の設置認可を申請 [ 社会 ] 2017年05月10日集団暴走容疑で計10少年逮捕 [ 事件・事故 ] 2017年05月09日「赤穂防災士の会」に出る杭大賞 [ 社会 ] 2017年05月09日
コメントを書く