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熱中症救急搬送、今月だけで7人

 2010年07月28日 
 全国的に厳しい暑さが続いている今季、赤穂市内でも熱中症で救急搬送されるケースが増えている。市消防本部のまとめでは、6月に1人、7月に入って7人を搬送(28日現在)。前年総数の10人を上回るペースになっている。
 熱中症は高い気温で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体の調整機能が低下する障害。めまいや頭痛、意識障害に発展し、最悪の場合は絶命することがある。
 市内では梅雨明け後に増加し、7月22日から4日続けて一人ずつ救急搬送。炎天下での農作業などが原因となっている。いずれも軽症で快方したが、万一処置が遅れていれば大事に至った恐れもある。
 熱中症予防について同本部は、「のどが渇いていなくても、こまめに水分補給すること。同時に塩分(ミネラル)摂取を忘れずに」と話す。万一、体調が悪くなった場合は日影などの涼しい場所に移して、首筋や脇の下、股の間などを冷やし、速やかに医療機関へ受診することを勧めている。
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掲載紙面(PDF):
2010年7月31日(1905号) 3面 (9,616,919byte)
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