津波からの避難場所を考える
2012年05月13日
避難人数の確認を行う訓練参加者
同自治会は5年前に作成した住民台帳を、東日本大震災を受けて再集計し、ほぼすべての世帯から協力を得た。災害時要援護者についても情報共有が進んだことから、自治会単独では初めてとなる避難訓練を実施した。
「震度6弱の揺れに見舞われ、電話は不通。2時間後に3メートルを超える津波が到達する」との想定。消防車両が地域を巡回してマイクで避難を呼び掛け、開始から37分後に参加者全員が一次避難先の東浜公園へ集合を完了した。
同自治会エリアの指定避難場所は赤穂高校だが、「津波が想定される場合は、海からできるだけ遠く、高いところへ逃げるのが原則」(市危機管理担当)との理由で、この日は赤穂八幡宮の裏山などへ逃げるための中継地として同公園を選んだ。
夫婦と5歳、3歳の子どもの4人家族で訓練に参加した元沖町の会社員、山本邦也さん(27)は「家族と別の場所で災害に遭うかも知れない。どこへ避難するのか、あらかじめ話し合って決めておくことにします」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年5月19日(1991号) 4面 (6,734,755byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
塩屋の元警部、狩川さんに叙勲 [ 社会 ] 2012年04月14日震災がれき、受け入れ可能量を再試算 [ 社会 ] 2012年04月14日一人暮らし高齢者に「安心カード」 [ 社会 ] 2012年04月11日期待を胸に入学式 消防殉職者へ哀悼と誓い [ 社会 ] 2012年04月08日ユニチカ坂越が所蔵「化学遺産」 [ 社会 ] 2012年04月07日春の交通安全運動、15日まで [ 社会 ] 2012年04月06日マラソンの人命救助者3人に感謝状 [ 社会 ] 2012年04月04日水道水の放射性物質「不検出」 [ 社会 ] 2012年04月04日南海トラフ地震想定、赤穂は「震度6弱」 [ 社会 ] 2012年04月02日「一緒の日々、忘れないよ」人形供養祭 [ 社会 ] 2012年04月02日イワシと緑茶で認知症予防 [ 社会 ] 2012年03月31日23年度末、教職員異動 [ 社会 ] 2012年03月31日「かき日本一」にノミネート [ 社会 ] 2012年03月31日言葉の壁越えて看護師合格 [ 社会 ] 2012年03月31日
コメント
いい事をされているのに。
0 0
投稿:中堅 2012年05月16日元禄橋町自治会の行事なんだから、町外の人には知らせなくても別にいいんじゃない。
他の地域の人に参加されても、名簿には記載されてないから困るのよね。
こんなことに疎外感を感じた、なんてコメントする感覚がわからないわ・・・
0 0
投稿:非御崎人 2012年05月15日ヘリまで出てホバリングするなど知らない人にとっては何が起こったかわからないで不安でした。
あれだけ大人数で大々的にするならもっと他の地域の人にも知らせておくべきですし、参加できなかった他の御崎の者からすると疎外感を感じました。
あれだけ多くの参加者がいたのに知らされてもいないのは、同じ御崎人として悲しいですね。
0 0
投稿:御崎人 2012年05月15日コメントを書く