地域が守るハマウツボ
2012年05月19日
高雄の千種川河川敷で今年も咲いたハマウツボ
ハマウツボはカワラヨモギの根に寄生する一年草。毎年5月ごろ、つくしのような花茎を伸ばし、穂先に紫色の花をつける。県内では高雄の他に成ヶ島(洲本市由良町)にしか自生していない。地域住民らで作る「高雄地区水辺づくり協議会」が平成16年に保護区域を区画した。
観察会は開花時期に合わせて毎年実施している。今年は例年より生育が遅く、茎の高さは10センチ程度。2〜3センチほどの小さなものもあり、参加者たちは誤って踏みつけることのないように地面に目を凝らした。
「ひょうご森のインストラクター」の堀田品子さんによると、昨年と同程度の約400本を確認。植物観察が趣味の多田昭夫さん(76)=加古川市=は「標本でしか見たことがなかったので、よい機会になりました。地域のみなさんによって貴重な自然が守られていることがすばらしい」と感じ入っていた。
<前の記事 |
赤穂LC 記念式典で55周年祝う [ 社会 ] 2018年05月12日
関福大でフォーラム 有森さん講演 [ 社会 ] 2018年05月12日
消防本部アンケ「パワハラある」複数回答 [ 社会 ] 2018年05月12日播磨灘 マガキに続きアサリも規制解除 《西有年産廃》梨ヶ原自治会「同意書」公表せず [ 社会 ] 2018年04月29日
平成30年春の叙勲(赤穂市関係分) [ 社会 ] 2018年04月29日寺田祐三さんら10人に自治功労者表彰 [ 社会 ] 2018年04月27日播磨灘の貝毒 規制値下回る マガキからは検出なし [ 社会 ] 2018年04月26日《西有年産廃》事前協議書提出 明石市長「誠に遺憾」 [ 社会 ] 2018年04月25日プロバスクラブ新会長に大島氏 [ 社会 ] 2018年04月23日消防功労者表彰 [ 社会 ] 2018年04月23日市消防操法大会 第1分団が連覇 [ 社会 ] 2018年04月23日
放置艇対策で係留施設整備へ [ 社会 ] 2018年04月21日
2020年大河「忠臣蔵」ならず [ 社会 ] 2018年04月19日唐船潮干狩り 「交換方式」で28日から営業
コメントを書く