民家の玄関ガラスを木刀でたたき割ったとして、赤穂署は９月６日、赤穂市尾崎の無職男（６３）を器物損壊容疑で緊急逮捕した。
　調べによると、男は同日午前７時２０分ごろ、近所の知人宅で玄関のガラス戸(縦約９０センチ、横約３０センチ)１枚を木刀（長さ約４５センチ）で叩き割った疑いがある。
　犯行を目撃した家人の男性(６１)が赤穂署へ通報。駆け付けた署員が被害者宅から南約１００メートルにいた男を職務質問したところ、容疑を認め、さらに男の自宅玄関から犯行に使われたとみられる木刀が見つかったことから緊急逮捕した。
　逮捕当時、男は酒に酔っており、呼気１リットルあたり０・７ミリグラムのアルコールを検出。男は容疑をおおむね認めているという。被害に遭った男性に心当たりはなく、警察は犯行動機を調べている。

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掲載紙面（PDF）：
2012年9月15日(2005号) 4面 (14,877,312byte)
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