忠臣蔵オーディオ劇が聴衆魅了
2012年12月11日
市民キャストの熱演が好評をだったオーディオ・ドラマ「大石内蔵助」
堀部安兵衛の生誕地、新潟県新発田市出身の脚本家、杉山義光さん(69)が「忠臣蔵ウイーク」の趣旨に賛同して無償協力。同じく脚本家としてテレビ、舞台などで活躍した兄の故・義法さんが手掛けたシナリオを原作に台本を書き下ろした。
出演者の稽古期間は2カ月足らずだったが、杉山さんの演出指導で急速に上達。当初は棒読みだった台詞に感情がこもるようになった。本番は満席の聴衆にも臆することなく、どの出演者も個性豊かに配役を演じきった。
大石内蔵助役を任された加里屋の金礪正和さん(59)は重厚なボイスで聴衆を魅了。「緻密で大胆、忍耐強い内蔵助を表現したかった。楽しい仲間と舞台を作ることができ、充実感でいっぱい」とほおを緩ませた。2日間とも来場した尾崎の児島正幸さん(62)は「目を閉じて耳を傾けると、情景がまぶたに浮かんだ。テレビや映画とはひと味違う忠臣蔵が楽しめました」と出演者へ拍手を送っていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年12月15日(2018号) 1面 (8,430,878byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂線沿線、かきまつりリレー [ イベント ] 2012年01月17日赤穂出身の音楽家、弦楽四重奏とピアノ共演 「今年はよい年に」とんど祭り [ イベント ] 2012年01月15日十日えびす、とんどの日程 [ イベント ] 2012年01月04日能楽史上初の忠臣蔵上演へ 「たかじんのそこまでー」村田氏が講演会 [ イベント ] 2012年01月01日和凧作り教室と凧あげ大会 [ イベント ] 2012年01月01日正月3が日に平和祈る水行 [ イベント ] 2011年12月30日成人祝賀式、8日に開催 [ イベント ] 2011年12月27日五色かるた大会の出場者募集 瀬戸内に昇る初日の出を観賞 [ イベント ] 2011年12月26日赤穂義士祭に7万2000人 [ イベント ] 2011年12月14日あこがれの“SAMURAI”に感激 [ イベント ] 2011年12月14日晴れて“ゆるキャラ”の仲間入り [ イベント ] 2011年12月13日月と競演“光の天守閣” [ イベント ] 2011年12月07日
コメントを書く