内蔵助・三男の暑中見舞い
2013年08月08日
出石町の旧家から寄贈された大石代三郎の書簡掛け軸
代三郎(幼年期は大三郎)は、内蔵助と離縁して豊岡へ戻ったりくが実家の石束家で出産。12歳で浅野本家の広島藩に仕官した。書簡は昨年7月、出石で300年以上の歴史を持つ砂治家の15代・寿一氏(70)=神戸市西区=が江戸後期から明治にかけて約2200点に上る民具や史料とともに寄贈を申し出て、財団が解読や整理を進めてきた。
同財団によると、書簡は豊岡藩家老の「舩木左京」に宛てた暑中見舞いで、署名は「大石代三郎」。代三郎が27歳で通称を「外衛」に変えた享保13年(1728)より以前に書かれたものとみられる。書簡が砂治家に伝わった由来は定かではないという。
「砂治家寄贈展」と題し、12日(月)まで書簡掛け軸をはじめ石版画、錦絵など約200点を展示。1階展示室で午前9時〜午後5時(12日は3時まで)。入場無料。TEL43・3269。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年8月10日(2049号) 4面 (8,962,908byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
22団体が出演「合唱の祭典」 [ 文化・歴史 ] 2013年07月16日塩屋に夏呼ぶ俳句献納 [ 文化・歴史 ] 2013年07月13日
家族で楽しめる交響コンサート 「日本塩業研究の父」足跡を回顧 [ 文化・歴史 ] 2013年07月10日
能に新風「世阿弥」好演 スーパー能「世阿弥」公演迫る 森家ゆかりの本源寺 国重文へ [ 文化・歴史 ] 2013年07月02日
勾玉作りなど特別体験教室 10月開催 ル・ポン国際音楽祭 復活して10年「お田植祭」 [ 文化・歴史 ] 2013年06月24日
「絵画を楽しむ会」ギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2013年06月24日華やかに「乾杯」30回目の定演 [ 文化・歴史 ] 2013年06月23日
文様に感動、雲火焼の作陶体験 [ 文化・歴史 ] 2013年06月23日
赤松氏一族の歴史を学ぶ 「塩田案内人」受講者10人募集
コメントを書く