全編赤穂ロケ、短編シネマ3月完成へ
2015年02月22日
赤穂の民話をベースにした短編映画のロケ
昨年5月に自身の作品上映会で来穂した古新監督が町の景観の美しさや温かい人情味に感銘し、「この場所で作品を撮りたい」と着想。制作費の寄付をネットで呼び掛け、目標額を上回る約140万円が集まった。
古新監督は作品の構想を練るために赤穂の民話集を読破し、地元住民が話す昔話にも耳を傾けた。村のために犠牲になった女性の話に龍神伝説などをミックスしてシナリオ化。すべてのシーンのロケを赤穂市内で行うことにした。
撮影では、日本舞踊家の幸染さん演じる主人公の踊り子が祈りの舞を捧げる場面を中心に高画質の4Kカメラで収録。ラジコンで飛ばすマルチコプターを使った空撮も行った。心配された空模様はロケに合わせるかのように晴れ渡り、ほぼ予定通りに2日間のスケジュールをこなした。
上映時間10分程度に編集してカンヌ映画祭など複数の国際コンペに出品する予定で、古新監督は「イメージしていた以上に壮大で美しい映像が撮れました。赤穂の人たちと一緒に創り上げた作品。このまちの魅力が伝わる一本に仕上げたい」と手応えを感じていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年2月28日(2125号) 3面 (12,313,713byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
《赤穂市議選2025》定数17に立候補準備18人 [ 社会 ] 2025年01月18日阪神淡路大震災30年を前に防災教室 [ 社会 ] 2025年01月16日ブリの切り身に寄生虫 学校給食で喫食中止 [ 社会 ] 2025年01月15日人生の節目祝う「二十歳のつどい」 [ 社会 ] 2025年01月12日JA兵庫西が詐欺被害から顧客守る 赤穂署管内で年間3度目 [ 社会 ] 2025年01月06日《市民病院医療事故多発》院長命令に背き侵襲的検査12件 3件は文書通達後 日本初の坑道ラドン浴施設 開設への道のり映画化 [ 社会 ] 2025年01月01日2年後の赤穂高100周年へ実行委発足 [ 社会 ] 2025年01月01日《市民病院医療事故多発》医療ミスの脳外科医 業務上過失傷害罪で在宅起訴〜神戸地検姫路支部 《市民病院医療事故多発》「膿出し切る必要」現役医師が提言 [ 社会 ] 2024年12月21日市教委サーバがウイルス感染 一部データに障害 役者魂貫いた元赤穂観光大使 故木下通博さんの冥福祈る [ 社会 ] 2024年12月14日職員不祥事受け給与5%カット 市長「道義的責任」 [ 社会 ] 2024年12月12日次回は13年後 珍しい「土星食」 [ 社会 ] 2024年12月09日南海トラフ地震想定し大規模災害訓練 [ 社会 ] 2024年12月01日
コメント
0 0
投稿:人情の街 赤穂 2015年02月24日コメントを書く