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気仙沼と赤穂の塩で「絆ラーメン」

 2015年03月06日 
 東日本大震災から4年となる3月11日(水)、宮城県気仙沼市産の塩と赤穂塩をスープにブレンドした「絆ラーメン」を味わう催しが加里屋の赤穂市役所東側市民広場で行われる。小雨決行。
 江戸時代に赤穂から製塩技術が伝わった気仙沼。製塩体験施設が震災で全壊し、“塩作り名人”と呼ばれた遠藤伊勢治郎さん(当時81)も津波の犠牲になった。遠藤さんの遺志を継いで翌年11月に新たな体験施設が立ち上がって以降、復興支援への感謝のしるしとして赤穂市に年1回、塩が贈られている。
 今年も先月に約1・5キロ分が届き、市内の各種団体でつくる実行委員会が「3・11絆ラーメンを味わう集い」と題して主催する。「3・11」に並べた竹とうろうなどを灯し、午後5時46分に黙祷。震災復興応援ソング「花は咲く」を来場者で合唱してから絆ラーメン(一杯300円)を311食限定で提供する。
 市消費者協会によるぜんざい(100円)、豚汁(無料)も。ハーモニカ演奏、昨年の義士祭で好評だった「プロジェクション・マッピング」の動画上映などで催しに彩りを添える。売上金は気仙沼市階上観光協会に寄付する。
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掲載紙面(PDF):
2015年3月7日(2126号) 1面 (12,919,077byte)
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