関電赤穂2号機で冷却水漏れ
2015年06月15日
加里屋の関西電力赤穂発電所で11日、2号機(定格出力60万キロワット)の復水器から冷却水が漏えいし、出力を半分の30万キロワットに抑制して運転している。15日午後6時の時点で漏えい箇所を特定できておらず、復旧の見込みは未定。
同発電所によると、同日午前11時38分、通常運転中の2号機で、復水器からの漏えいを知らせる警報を確認した。漏れ出た量は「1時間に数ミリリットル程度とみられる」という。冷却水は赤穂港から取り込んだ海水で、「環境への影響はない」としている。
復水器はタービンを回し終えた蒸気を熱交換で冷まして水に戻すための装置で、多数の細管(直径約1センチ)の中に水を流す構造。2号機には細管1万2000本の復水器が2系統あり、その片方を稼働できない状況だ。
原因について同発電所は、「例えば貝のような海洋生物が細管の内側に付着し、そこから減肉したのではないか」とみて調査中。今月5日にも復水器から冷却水が漏えいする故障があったといい、「細管内部の清掃を徹底して再発防止に努め、電力の安定供給に細心の注意を払いたい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2015年6月20日(2140号) 1面 (10,740,852byte)
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同発電所によると、同日午前11時38分、通常運転中の2号機で、復水器からの漏えいを知らせる警報を確認した。漏れ出た量は「1時間に数ミリリットル程度とみられる」という。冷却水は赤穂港から取り込んだ海水で、「環境への影響はない」としている。
復水器はタービンを回し終えた蒸気を熱交換で冷まして水に戻すための装置で、多数の細管(直径約1センチ)の中に水を流す構造。2号機には細管1万2000本の復水器が2系統あり、その片方を稼働できない状況だ。
原因について同発電所は、「例えば貝のような海洋生物が細管の内側に付着し、そこから減肉したのではないか」とみて調査中。今月5日にも復水器から冷却水が漏えいする故障があったといい、「細管内部の清掃を徹底して再発防止に努め、電力の安定供給に細心の注意を払いたい」と話している。
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