剣道の第６３回全日本学生選手権（６月２８日、大阪府立体育館）に関西福祉大学の清水雅人さん（２１）＝社会福祉学部３年、備前市吉永町＝が初出場する。大会まで残り１カ月を切り、熱のこもった鍛錬に取り組んでいる。
　４月の関西学生選手権は１回戦から３試合続けて延長戦で勝利した。面の相打ちになった３回戦は冷静に相手の竹刀をかわし、強豪・関西学院大学の主力選手から一本。試合中に相手をじっくり観察して弱点を突く持ち味を出し、全日本出場権が与えられるベスト３２に食い込んだ。
　同大学から全日本学生選手権の男子個人に出場するのは３年ぶり３人目。主将の亀井健太郎さん（２１）＝同学部４年＝は「関西選手権で自信をつけたのか、強気に前に出て打てるようになった。部の代表として頑張ってきてほしい」とエール。清水さんは「ひとまず１回戦突破が目標。自分らしく、粘って最後に良い技を決めたい」と大会へ向けて意欲を高めている。

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掲載紙面（PDF）：
2015年6月20日(2140号) 3面 (10,740,852byte)
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