「産廃反対」都市宣言案まとまる
2015年11月09日
赤穂市内の産廃処分場計画を抑止する効果につなげようと、赤穂市議会(家入時治議長)は「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」の決議案をこのほどまとめた。
決議案では、「市民共有の貴重な財産であるかけがえのない自然を、より豊かで恵みのあるものとして将来の世代へと継承していかなければならない」と責任を明記。産廃最終処分場が建設された場合のリスクとして、▽市民の健康を害する恐れ▽自然汚染と生態系への負荷増大▽生活環境への悪影響▽海産物への風評被害▽観光面への影響−を列記し、「将来にわたり不安を抱き続けることとなる産業廃棄物最終処分場建設に反対することを、ここに宣言する」と締めくくっている。
市議会は先月5日、「産廃処分場反対赤穂市民の会」(会長=木村音彦・市自治会連合会長)から都市宣言の採択を求める陳情書を受理。民生生活委員会(田端智孝委員長)が決議案の素案を取りまとめた。
11月25日(水)に開会する定例会に全会派の代表者連名で上程し、採択される見通し。宣言に法的な強制力はないが、同様の都市宣言を可決した埼玉県秩父市では産廃処分場建設を計画していた事業者が計画を取りやめるなど事実上の抑止力になっているという。
決議案では、「市民共有の貴重な財産であるかけがえのない自然を、より豊かで恵みのあるものとして将来の世代へと継承していかなければならない」と責任を明記。産廃最終処分場が建設された場合のリスクとして、▽市民の健康を害する恐れ▽自然汚染と生態系への負荷増大▽生活環境への悪影響▽海産物への風評被害▽観光面への影響−を列記し、「将来にわたり不安を抱き続けることとなる産業廃棄物最終処分場建設に反対することを、ここに宣言する」と締めくくっている。
市議会は先月5日、「産廃処分場反対赤穂市民の会」(会長=木村音彦・市自治会連合会長)から都市宣言の採択を求める陳情書を受理。民生生活委員会(田端智孝委員長)が決議案の素案を取りまとめた。
11月25日(水)に開会する定例会に全会派の代表者連名で上程し、採択される見通し。宣言に法的な強制力はないが、同様の都市宣言を可決した埼玉県秩父市では産廃処分場建設を計画していた事業者が計画を取りやめるなど事実上の抑止力になっているという。
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コメント
産業廃棄物とは、その名の通り「産業生産活動から発生した廃棄物」です。家庭生活上から出たゴミは、「一般廃棄物」です。市として回収処分をしている事は、周知の事実。やっかいなのは、産業廃棄物の処分です。今、赤穂では、大きな産廃処分場建設が、計画されている。市内の産廃物というより、市外県外の多量の廃棄物を持ち込むというものです。20年30年にわたって赤穂に捨て続けるというわけです。それも最終処分ですから、様々な有害物質が混ざるわけで、その管理が絶対安全というわけではありません。事実、最終処分場が建設されている全国各地域での事故が種々報告されています。その意味で、私は、この問題、慎重であるべきで、「産廃処分場反対都市宣言」は、時を得て妥当な行動だと思います。よくある意見で「ではどこに捨てるのか?どっかに捨てなあかんやろ。」と言うことですが、結論的に言うと「廃棄物は最終処分まで製造者責任で、責任を持つ。」と言うことです。これは、日本の産業活動と環境保護の問題です。例えば、自動車生産などは、随分配慮されていますね。この問題、国政レベルで解決策を望みたいですね。
産業活動はおおいに活性化してほしいところですが、ゴミを全国各地にばらまくでは困りますね。個別の自治体や地域で押し付け合いですむ問題ではありません。まして、赤穂市が、多くの(全国各地)の産廃物を受け入れるには、あまりにもリスクが大きすぎます。みんなで本気で考えてみましょう。
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投稿:???? 2015年11月14日鉄筋、鉄骨、木造の建築物や一般家庭の家屋を取り壊してでる廃棄物、山を切り開き新たに道路、住宅地を整備するとき出たものも廃棄物なのではないのでしょうか?
それなら赤穂市内からも産業廃棄物を日々排出していますよね。
それをどこで処分しようとしているのでしょうか? 隣接市町?兵庫県指定の場所?
外からのものは拒否。内から出るものはどこかの市外でということを赤穂市として宣言するのですか?
あきれて物が言えません。恥ずかしくないのですか?家庭ごみを公園のごみ籠に捨てたり、車内のごみを道路に捨てたりとなんら変わりません。そうではなく、災害が発生しないようにどうすればよいかを検討すべきでは?
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投稿:ごみ出し 2015年11月10日コメントを書く