１１月１３日午後７時５５分ごろ、赤穂市加里屋の日本海水赤穂工場で、設備から煙が出ているのを近くの工場の守衛が見つけ、１１９番通報した。
　消防車９台が出動し、約１時間１０分後に鎮火。設備内にあったパワーショベル１台を焼損した。けが人はなかった。警察と消防が原因を調べている。
　調べでは、現場はバイオマス発電の燃料となる木質チップの貯蔵設備（直径約１８メートル、高さ約２６メートル）。この日は夕方までパワーショベルでチップを取り出す作業をしていたが、出火当時は無人だったという。
　消防によると、同工場では先月２６日にもチップを運ぶベルトコンベアーとリフトで火災。市消防本部は同社と作業を請け負っている業者に対し、「防火管理を徹底するように指導した」と話している。

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掲載紙面（PDF）：
2015年11月21日(2162号) 4面 (10,158,961byte)
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