こども歌舞伎に映像エンタメも
2015年12月09日
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◆忠臣蔵Ukiyoe
12日と13日は赤穂城跡本丸で「音と光と映像のコラボレーション〜忠臣蔵Ukiyoe」を上映する。
赤穂市立歴史博物館所蔵の浮世絵にコンピューターグラフィックスを組み合わせ、刃傷事件から討ち入りまでを再現する約15分間の映像エンターテインメント。音響と照明を融合した作品を天守台の石垣(高さ約9メートル、幅約17メートル)に投影し、忠臣蔵の世界を迫力たっぷりに展開する。
両日とも午後5時半から8時半まで30分間隔で7回上映する。
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◆こども歌舞伎公演
13日、赤穂大石神社では忠臣蔵ゆかりの京都・山科から来穂した「こども歌舞伎」の一座が公演する。
山科こども歌舞伎実行委員会は地域の幼稚園から出演者を募って平成21年発足。赤穂城明け渡し後、大石内蔵助が山科の地に隠棲したことにちなみ、毎年12月14日の「山科義士まつり」で「仮名手本忠臣蔵」を奉納上演している。3年目からは小学生になった子どもたちで「山科こども歌舞伎塾」も発足した。
京都市外での上演は今回が初めて。歌舞伎塾に在籍する小学生11人が口上と四段目「扇ヶ谷塩冶判官切腹の場」を演じる。師走へ向けて春から稽古を積んできた子どもたちの熱演に期待が集まる。境内で午後1時開演。無料。
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◆ふれあいステージ
忠臣蔵パレードの義士行列で大石内蔵助に扮する西郷輝彦さんの舞台あいさつが13日午後5時ごろから市文化会館ハーモニーホールで行われる。入場無料。
ホールでは同日午後1時から「ふれあいステージ」を開催。上仮屋獅子保存会、赤穂市民合唱団など11団体が出演。ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室はNHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマ曲を奏でる。
同4時半からは神戸出身のアコースティックデュオ「にこいち」のライブ。西郷さんの舞台あいさつに続き、映画「太秦ライムライト」を上映する。同作品に出演した赤穂観光大使・木下通博さんが所属する「東映剣会」の演劇あり。
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◆前夜祭
13日は「義士追慕の前夜祭〜鎮魂のイルミネーション」として午後5時から赤穂城跡など各所でイベントが行われる。
赤穂大石神社は義士行燈と47本の大ろうそくを灯し、温かい粕汁を参拝者に振る舞う。
高張提灯と竹あかりでライトアップする花岳寺門前広場では大石内蔵助が好んだというニラ雑炊と甘酒を提供。同寺で「三州吉良太鼓」の演奏、三遊亭楽松さんの追慕寄席がある。
赤穂城跡本丸前では赤穂ボランティア協会による豚汁の振る舞いあり。
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◆赤穂義士祭
忠臣蔵パレードは14日午前10時に赤穂城跡大手門前をスタート。元禄義士おどり、大名行列、忠臣蔵名場面の山車など18演目が「息継ぎ井戸」そばの本部前まで約1・1キロを練り歩く。午後1時半ごろからは人気パーソナリティの浜村淳さんが本部席でパレードを実況し、祭りを盛り上げる。
赤穂城跡内武家屋敷公園では、午前10時から義士親善友好都市と近隣市町などによる交流物産市。▽牛そずり鍋(津山市)▽焼きがに(豊岡市)▽いも煮(米沢市)など24ブースが出店する。
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◆お知らせ
赤穂義士祭奉賛会は義士祭の有料観覧席(1席1000円)の残席約80席を14日午前9時半から加里屋の「いきつぎ広場」で販売する。一人2席まで。
14日は義士祭開催に伴い、パレードコースと周辺が午前9時から午後5時半まで通行規制される。また、千種川河川敷に臨時駐車場を設ける。
問合せは同奉賛会事務局Tel43・6839(市産業観光課)。
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掲載紙面(PDF):
2015年12月12日(2165号) 1面 (10,771,644byte)
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