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子育て経験から便利エプロン考案

 2016年05月14日 
南美佳さんが考案して商品化した「おでかけ♪おむつ替えエプロン」
 赤穂市内の女性が自身の育児経験を活かして考案したエプロン兼用ポーチを商品化。インターネットショップで販売を始めた。
 中広のパート従業員、南美佳さん(41)が考えた「おでかけ♪おむつ替えエプロン」(縦約26センチ、横約57センチ)。おむつ替え用品を分別収納できる大小5つのポケットがあり、バックル式のベルトで腰に巻けば、おむつ交換に必要なものが腰周りに揃うのが特長。外出先の狭いおむつ替えシートや車内でも快適に作業できる。
 中央の窓開きポケットには市販のおしりふきペーパーをパックのまま収納できる。ポケットは二重構造で、サイズが小さめのパックにもフィット。ペーパーを一枚ずつ簡単に取り出せる。ポケットを内側にして折りたたむと持ち運びやすいポーチになる。
 南さんは小5と小4の子ども2人を育てる母親。3年前、かつて、おむつ交換に苦労した経験からひらめいたアイデアを「身近なヒント発明展」(一般社団法人発明学会主催)に応募したところ、優良賞に選ばれた。試作品を作ってベビー用品や服飾のメーカーに売り込むうち、縫製の仕事経験がある知人が製造を引き受け、今年2月に発売にこぎつけた。
 花柄やストライプ柄など6種類あり、1個3580円。今のところ、まだ注文はないが、「自分のアイデアが商品になって世に出ただけでもうれしい」と南さん。「この商品で一人でも、大変な育児が楽になればいいなと思っています」と話している。
 南さんの商品は「発明学会ネットショップ」で購入できる。商品についての問い合わせは南さんTel43・3957(平日午後6時半〜9時)。
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掲載紙面(PDF):
2016年5月14日(2184号) 4面 (11,393,069byte)
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