６０歳以上のベテラン選手が腕を競う兵庫県ねんりん弓道交流大会で、赤穂弓友会の住田秀義さん（７４）が錬士以上で競技する称号男子の部で優勝した。
　関西マスターズフェスティバルを兼ねた大会で５月２９日に県立明石弓道場で開催。一手（２射）を５回行い、的中本数を競った。
　１０射９中の住田さんは同じ的中本数だったもう一人との優勝決定戦へ。相手が４射目で外したのに対し、４本すべてを的中させた。
　住田さんは同大会を過去２回制しており、称号の部では初めての優勝。２年前に錬士を取得してから、さらに真剣に弓道に向き合うようになったといい、「稽古で必死にもがいているのが結果につながったのかも知れません」と謙虚に受け止めていた。

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掲載紙面（PDF）：
2016年6月11日(2188号) 4面 (10,449,415byte)
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