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自転車の交通ルール遵守を指導

 2016年12月05日 
自転車利用者に交通ルールの啓発ちらしを配布した街頭キャンペーン
 自転車の交通事故を未然に防ごうと、兵庫県警は今月から毎月2日を二輪車の指導・取締り強化日に指定。県下49署が一斉に取り締まりを実施した。赤穂署管内でも同日、署員らが取り締まりと啓発活動で安全運転を呼び掛けた。
 同署によると、今年に入ってから管内で発生した人身事故140件のうち自転車が関係した事故は35件で全体の2割を超える。
 この日はJR播州赤穂駅近くの国道交差点に署員らが立ち、二人乗りや並列走行などを注意。イヤホンで大音量の音楽を聴きながら自転車に乗っていたとして、2人に警告書を手渡した。
 また、中広の市道交差点では署員と交通安全指導員、市職員が街頭キャンペーン。「原則車道左側走行」「歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行」など自転車交通ルールの啓発ちらしを自転車利用者に配布した。
 自転車による交通違反に対しては、飲酒運転や信号無視などの危険行為14項目に対し、交通切符(赤切符)を交付する改正道路交通法が昨年6月に施行。同署管内では昨年中1件の交付があった。
 「交通事故の加害者にも被害者にもならないためにも交通ルールを遵守してほしい」と同署。今後も毎月2日を強化日として重点的に指導・取り締まりを行う。
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掲載紙面(PDF):
2017年1月28日(2217号) 4面 (13,349,874byte)
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