北野中浄水場に非常用電源新設
2017年03月16日
大規模災害などで長時間停電した場合でも上水道の供給を継続できる体制を整えようと、赤穂市は市水道ビジョンに基づき、北野中浄水場に新たに非常用自家発電装置をこのほど導入した。
敷地内に新設した鉄筋コンクリート造平屋建ての建屋に重油燃料の発電機(500kVA)1基を整備。燃料タンクが満杯の状態で同浄水場からの給水を少なくとも16時間稼働させることができる。
市上下水道部によると、同浄水場では、もともと電源を失った場合でも配水池の貯留水を使って約7時間の給水を続けられる。「非常用電源の整備によって、長時間停電が発生した場合でも継続して水道供給できる余裕ができた」と話している。
同浄水場に2つある浄水プールのうち一方の耐震化工事も竣工した。プール壁面に鉄筋を補強し、コンクリートを打設。従来は60センチだった壁の厚みを90センチに強化した。「阪神淡路大震災と同規模(震度7)の地震まで耐えられる」(同部)といい、沈殿地やポンプ室などについても引き続き耐震化を進めていく。
掲載紙面(PDF):
2017年3月18日(2224号) 1面 (13,203,259byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
敷地内に新設した鉄筋コンクリート造平屋建ての建屋に重油燃料の発電機(500kVA)1基を整備。燃料タンクが満杯の状態で同浄水場からの給水を少なくとも16時間稼働させることができる。
市上下水道部によると、同浄水場では、もともと電源を失った場合でも配水池の貯留水を使って約7時間の給水を続けられる。「非常用電源の整備によって、長時間停電が発生した場合でも継続して水道供給できる余裕ができた」と話している。
同浄水場に2つある浄水プールのうち一方の耐震化工事も竣工した。プール壁面に鉄筋を補強し、コンクリートを打設。従来は60センチだった壁の厚みを90センチに強化した。「阪神淡路大震災と同規模(震度7)の地震まで耐えられる」(同部)といい、沈殿地やポンプ室などについても引き続き耐震化を進めていく。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年3月18日(2224号) 1面 (13,203,259byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
震災5年 絆ラーメンで復興応援 [ 社会 ] 2016年03月11日小さな文字もくっきり 拡大読書器を新調 [ 社会 ] 2016年03月09日赤穂高の志願者、第1志望は前年度より増加 [ 社会 ] 2016年03月05日コストと工期優先で旧式ボイラー [ 社会 ] 2016年03月05日アロマで介護予防 職員が資格 [ 社会 ] 2016年03月05日地域安全や少年育成への貢献に感謝状 [ 社会 ] 2016年03月01日被爆アオギリ2世を移植 [ 社会 ] 2016年03月01日坂越大橋、3月27日に開通式 [ 社会 ] 2016年02月27日窓口に難聴者向けスピーカー [ 社会 ] 2016年02月26日市民病院の新棟建設 熊谷組が落札 [ 社会 ] 2016年02月24日学童防火ポスター優秀作品展 中学生の交通安全へライト寄贈 警察官友の会が捜査本部を激励 [ 社会 ] 2016年02月16日「暴力団と関係を断つ会」に知事表彰 《御崎メガソーラー問題》住民有志が民事調停へ [ 社会 ] 2016年02月13日
コメントを書く