体操の県中学総体（７月２６・２７日、姫路市立中央体育館）で有年３年の有政佑真君（１５）が昨年に続いて男子個人総合優勝。種目別でも全種目でトップに立つ完全Ｖを果たした。今月７・８日の近畿大会で６位以内に入れば２年連続の全国大会（８月１９〜２１日、北九州市）出場が決まる。
　有政君は得意のゆかで新たに取り入れた伸身ムーンサルト（後方２回宙返り１回ひねり）を成功。あん馬、跳馬、鉄棒もミスの少ない安定した演技でこなし、出場選手中ただ一人、４種目すべてで規定演技と自由演技の合計得点（２０点満点）を１９点台に乗せた。
　個人総合で２位に２点以上の大差をつける圧勝にも、「ゆかの着地が決まらなかったし、鉄棒でも体の軸がぶれた」と厳しく自己評価する有政君。「着地の精度を高めて、４種目合計で７８点台を出す」と力強い口調で目標を語った。

＜前の記事

次の記事＞

掲載紙面（PDF）：
2017年8月5日(2241号) 4面 (12,280,542byte)
　（PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。）