『生きぬく』ための終活のすすめ
2018年02月20日
在宅医療と介護の連携をテーマに「終活」について考えるセミナーが中広の赤穂市総合福祉会館でこのほどあり、市民74人が受講した。
「自分らしい人生を『生きぬく』ために何ができるか〜自宅で亡くなるために、そして、看取るために、大切なことは〜」と題し、関西福祉大学看護学部講師の石田和雄氏、赤穂市訪問看護ステーション管理者の坂本由規子氏が講演した。
神奈川県内で訪問看護師として11年間勤務した経験のある石田氏は、在宅支援専門医の往診や指示の下、住み慣れた自宅で点滴や人工呼吸療法などが受けられる在宅医療のメリットを説明。坂本氏は年齢や保険の有無を問わず、誰でも訪問看護を利用できることを紹介した。
「どのような人生の終末を迎えるかを決めるのは本人。『死ぬ』のではなく、『生きぬく』という考え方をもって」と石田氏。坂本氏は「急病などで自分の意思を伝えられない場合もあるので、常日頃から自分の希望を身近な人に伝えておくことが大切」などと話した。
主催した赤穂市地域包括支援センターは「在宅医療と介護に関することなら何でもご相談ください」と呼び掛けている。Tel42・1201。
掲載紙面(PDF):
2018年3月31日(2272号) 3面 (13,077,582byte)
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「自分らしい人生を『生きぬく』ために何ができるか〜自宅で亡くなるために、そして、看取るために、大切なことは〜」と題し、関西福祉大学看護学部講師の石田和雄氏、赤穂市訪問看護ステーション管理者の坂本由規子氏が講演した。
神奈川県内で訪問看護師として11年間勤務した経験のある石田氏は、在宅支援専門医の往診や指示の下、住み慣れた自宅で点滴や人工呼吸療法などが受けられる在宅医療のメリットを説明。坂本氏は年齢や保険の有無を問わず、誰でも訪問看護を利用できることを紹介した。
「どのような人生の終末を迎えるかを決めるのは本人。『死ぬ』のではなく、『生きぬく』という考え方をもって」と石田氏。坂本氏は「急病などで自分の意思を伝えられない場合もあるので、常日頃から自分の希望を身近な人に伝えておくことが大切」などと話した。
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[ 社会 ]
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