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川柳赤穂吟社 初の合同句集

 2018年05月04日 
川柳赤穂吟社のみなさん=同グループ提供
 川柳愛好者による結社「川柳赤穂吟社」は創立6年目で初めての合同句集『赤穂』をこのほど刊行した。鋭い観察眼で日常を切り取った句や人生の喜怒哀楽を詠んだ作品など秀句が多数集まった一冊となっている。
 赤穂吟社は平成23年10月に開かれた「赤穂川柳講座」の受講生たちで1年後に創立。月1回の例会と年1回の特別句会で創作と親睦を楽しんでいる。
 合同句集は昨年11月に創立5周年記念川柳大会を開催したことを節目に出版。「不運とは言わぬここにも青い空」(大町、小坂田豊子さん)、「振り向けば昭和の灯り遠くなり」(折方、根木和郎さん)、「まっすぐな骨でありたし生き方も」(上仮屋北、阪本啓予さん)など会員27人が一人16句ずつ自選して出句した。
 川柳講座で講師を務め、現在は顧問の濱邉稲佐嶽さん=姫路市城北本町=は「吟社創立の際にはいずれ会員全員参加の合同句集をと考えていたので、この上梓は実に嬉しい」と喜び、「自由に翔んで、自己の独自の作風を確立してもらいたい」と今後に期待している。
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掲載紙面(PDF):
2018年5月26日(2279号) 4面 (9,470,034byte)
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