酒気帯び運転 消防分団長を懲戒処分
2018年04月19日
赤穂市消防団は、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された分団長(52)を18日付けで懲戒処分(停職1カ月)したことを19日発表した。
発表によると、分団長は今月12日午後9時半ごろから消防団詰所で団員と意見交換する間に350ミリリットル入り缶ビール3本を飲酒したにもかかわらず、10時50分ごろ軽乗用車を運転して帰宅。警察の検問で呼気1リットル当たり0・2ミリグラムのアルコールが検出され、現行犯逮捕された。
市消防本部によると、分団長は「分団長という指導する立場にありながら罪を犯してしまい、団員や地域の皆様に申し訳ない」と謝罪し、18日付けで退団願を提出。受理された。
意見交換の場には、消防操法大会(4月22日)へ向けた練習を団員十数人で行った後、分団長ら4人が残った。分団長以外にも飲酒した団員がいたが、それぞれ徒歩や家族の送迎で帰宅したという。
吉田清光団長は「法令違反と同時に消防団員の信用と名誉を著しく失墜させ、極めて遺憾。監督者として心からお詫び申し上げる」と謝罪。「二度とこのような不祥事が起きないよう指導に取り組み、信頼回復に努めたい」とし、詰所からアルコール類を撤去するよう全分団に命令した。
掲載紙面(PDF):
2018年4月21日(2275号) 3面 (11,952,656byte)
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発表によると、分団長は今月12日午後9時半ごろから消防団詰所で団員と意見交換する間に350ミリリットル入り缶ビール3本を飲酒したにもかかわらず、10時50分ごろ軽乗用車を運転して帰宅。警察の検問で呼気1リットル当たり0・2ミリグラムのアルコールが検出され、現行犯逮捕された。
市消防本部によると、分団長は「分団長という指導する立場にありながら罪を犯してしまい、団員や地域の皆様に申し訳ない」と謝罪し、18日付けで退団願を提出。受理された。
意見交換の場には、消防操法大会(4月22日)へ向けた練習を団員十数人で行った後、分団長ら4人が残った。分団長以外にも飲酒した団員がいたが、それぞれ徒歩や家族の送迎で帰宅したという。
吉田清光団長は「法令違反と同時に消防団員の信用と名誉を著しく失墜させ、極めて遺憾。監督者として心からお詫び申し上げる」と謝罪。「二度とこのような不祥事が起きないよう指導に取り組み、信頼回復に努めたい」とし、詰所からアルコール類を撤去するよう全分団に命令した。
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