放置艇対策で係留施設整備へ
2018年04月21日
放置艇解消へ向けて係留施設を整備することになった元禄橋周辺水域
すでに県と市が放置艇の所有者に説明会を実施。今年6月にも着工し、9月から一部供用を開始する予定で、今年度中の「放置艇ゼロ」を目指す。
県は防災や景観形成などの面で問題があるとして、平成13年度から県下の放置艇対策を進めてきた。赤穂市内ではこれまでに千鳥、上仮屋にボートパークや係留施設を整備。赤穂市も坂越に係留施設を設け、未整備の元禄橋周辺に昨年度時点で約220隻の放置艇が残る状態となっていた。
一帯は元禄橋の北側が市、南側が県の管理水域となっている。計画では一帯を漁協が水域占用し、最大223隻分の係留区画を整備。ボートをつなぐための係船環やアンカーなどを設置できるよう県が護岸の一部を工事する。市条例による公有水路使用制限と港湾法に基づく禁止区域指定をかけ、許可のない係留を禁止する。
県管理区域は6月着工、9月供用開始、市管理区域は11月着工、12月供用開始を予定している。使用料は月額3800円〜3900円を予定。県と市はこれまでに2度の説明会を開き、工事に向けて放置艇を移動または撤去するよう所有者に求めた。県によると、これまでに少なくとも約70隻が移動を済ませたという。
放置艇をめぐっては、東日本大震災の津波で押し流された船舶が建物に衝突して二次被害が出るなどし、国や自治体が対策を加速させた。県光都土木事務所は「放置艇を解消することにより、県民の安全を確保し、快適な海洋レクリエーションの促進を図りたい」(港湾課)としている。
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掲載紙面(PDF):
2018年4月21日(2275号) 1面 (11,952,656byte)
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コメント
このままでは、坂越の浜は絶好の無法地帯となります。
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投稿:少し話からずれますが 2018年04月22日赤穂市内に放置艇がこんなに沢山あるとは・・・・実情を知ってビックリです。
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投稿:管理者も怠慢では? 2018年04月22日ただの放置され勝手に止めている状況だったので、それがちゃんと整備されとてもいいことですね。
見た目も汚らしかったしですし。
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投稿:御崎住民 2018年04月22日0 0
投稿:係留してます。 2018年04月21日コメントを書く